コロナ渦で3密を避けられるスポーツとしてゴルフが注目されています。ゴルフを楽しく、スムーズにプレイするために、色々なアイテムが販売されている中で、私が使ってみて便利だと感じたレーザー距離計測器について紹介したいと思います。
距離計測器とは
距離計測器とは、ピンやバンカーなど目標物までの距離を測定する機器です。距離計測器には、レーザー光や、GPSを用いたものがあります。
レーザー光は、対象物にレーザー光を当てて、距離を測定します。
GPSタイプは、自動車や携帯に搭載されているナビと同じように人工衛星から電波を受信して位置を特定し目標物までの距離を計測するものです。
私はGPSもレーザーも使用したことがありますが、どちらもメリット、デメリットがあります。
使用しているレーザー計測器の紹介
私が現在使用しているレーザ計測器はニコンのCOOL SHOT 20です。4,5年前に購入し、月2,3回ラウンドで使用しています。雨の日にも使用していますが、故障もせず頑丈です。電池はこれまでに1度しか変えていません。レーザ計測器は、色々なメーカーから出ていますが、クチコミで高評価だったのでニコンのレーザー計測器を選びました。
仕様を簡単にまとめます。(メーカーHPより)
測定範囲 | 5-500m/6-550yd. |
測定精度 | ±1m/yd.(100m/yd.未満) ※1 ±2m/yd.(100m/yd.以上) ※1 |
表示ステップ | 1m/yd.単位 |
倍率 | 6倍 |
対物レンズ有効径 | 20mm |
実視界 | 6.0° |
ひとみ径 | 3.3mm |
アイレリーフ | 16.7mm |
大きさ(長さx高さx幅) | 91mmx73mmx37mm |
質量(重さ) | 約125g(電池除く) |
電源 | CR2 リチウム電池×1本(DC3V) オートパワーオフ機能付(約8秒) |
防水構造 | 生活防水 ※2 |
電波規格 | FCC Part15 SubpartB class B, EU:EMC directive, AS/NZS, VCCI class B, CU TR 020, ICES-003 |
レーザー規格 | IEC60825-1:Class 1M/Laser Product FDA/21 CFR Part 1040.10:Class I Laser Product |
・上記仕様は目標物、表面の形状・性質や気象条件により満たされないことがあります。
・雨滴により、目標物までの距離が正常に測れないことがあります。
※1ニコンビジョンの測定条件による(本製品は簡易距離計のため、測定結果は公的な証明等には使用できません)。
※2JIS/IEC保護等級4(IPX4)相当(ニコンビジョンの試験条件による)
最新のレーザ計測器(ニコン)について
メーカーHPのリンクを貼ります。
現在、ニコンからは3つのグレードが出ているようです。私が使用しているのは、当時発売されていた一番下のグレードですが、使用していて全く不満はありません。
・COOLSHOT 20 GII (私の使用しているレーザ計測器の後継機種)
小型、軽量で直線距離専用モデル。重量は約130g(電池を除く)の軽量モデル。全長は91mmとCOOLSHOTシリーズ最小サイズでプレー中にも携帯しやすいため、素早く測定することが可能です。
・COOLSHOT 40i GII
ピンフラッグが測りやすい。簡単操作の高低差対応モデル。8~1600yd.(7.5~1460m)までの直線距離が測定可能に。その高い測距能力により、ピンフラッグなどの小さなターゲットも測定可能です。
・COOLSHOT PRO STABILIZED
赤い表示で見やすい、小さい、速い!高低差対応の進化したSTABILIZED(手ブレ補正)機能搭載モデル。手ブレによるファインダー内の視界の揺れを低減し、さらに照射するレーザー光のブレも同時に補正。ピンフラッグなどの小さなターゲットもすばやくとらえて、レーザー光を狙ったポイントに簡単に当てられます。
レーザ距離計測器のメリット
1.測定値が正確。
仕様にも記載しましたが、測定精度が高いです。購入を検討しているときに、高精度に測れてもそこまでの腕前がないから無意味だと思っていました。しかし、使っているうちに、正確な距離が分かっていた方がすっきりした気持ちでボールを打てるので、今は本当に買ってよかったと思っています。
2,見える位置ならどこでも測定できる。
例えばラウンド中に、「池が見えるから、その手前まで打ちたい」という状況があると思います。そういった場合に、手前の地面に照準を合わせることで、池の手前までの距離を知ることができます。カート付属のGPS等でも測れますが、レーザの方が正確ですので、安心してショットできます。
3、高低差が分かる
傾斜のあるホールでは、高低差も測ることができます。計測器のグレードにもよりますが、高低差が測れるモデルですと、値段は少し高めになります。ちなみに、競技では、高低差が測れるものは使用禁止になっています。私は競技に出ているので、高低差は測れないタイプを使用しています。
4、電池切れを気にしなくていい
私は昔、GPSの計測器を使用していましたが、前日に充電を忘れて、ラウンド時に使えなかったというのが何回もあります。その点、レーザー計測器は電池式なので、充電忘れの心配がありません。また電池もかなり長持ちです。先ほども書きましたが、4,5年使って電池交換は1度しかしていません。
レーザー計測器のデメリット
1,大きいので邪魔になる
GPS計測器に比べると、サイズが大きくなるので邪魔に感じます。ものにもよりますが、大体手のひらサイズが一般的です。
私は、100均で本体を入れるケースと伸びるストラップを下の画像のように組み合わせ、ベルトに通して腰につけています。
こうすることで、邪魔に感じることはなくなりました。また、伸びるストラップを組合せることで、落とした際に気づきますので紛失防止にもつながります。これはおすすめです!
2、計測に時間が掛かる。
計測方法は、レンズを覗き込んで、照準を合わせ、ボタンを押します。しかし、なかなか合わずに時間が掛かることがあります。私の計測器は下の画像のように、十字の中心に、目標物を合わせてボタンを押すのですが、時間が掛かってしまうこともあります。
まとめ
私はレーザー計測器もGSP計測器も両方使用したことがありますが、レーザー計測器の方が好きです。理由としては、メリットに記載した理由です。
特に、残り距離がはっきり分かることで、ボールを打つ前の気持ちがすっきりしますし、スコアにも影響が出るはずです。
ただ、計測に時間が掛かることがデメリットです。ゴルフ初心者の方は、いろいろな動作に時間が掛かると思います。そんな中で、ボールを打つ前に時間をかけて距離を測っていると同伴者に迷惑をかけてしまう可能性もあるので、ある程度の腕前になったら使用することをおすすめします。
しょうパパ
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