私の実家には、何も活用していない土地がいっぱいあるため、昔から有効活用できないかなと考えていました。インターネットで、そのことについて調べてみたら、栗は育てるのが簡単との記事を見つけました。栗の中でも、ぽろたん/ぽろすけは、新しい品種で、皮に亀裂を入れて茹でると渋皮が簡単に剥けるので、人気があるようです。そこで実際に1本ずつ植えてみることにしました。
栗の種類について
栗は、大きく4つに分けられ、アメリカグリ、ヨーロッパグリ、チュウゴクグリ、ニホングリと分類されます。見た目では大きく違いはありませんが、アメリカグリ、ヨーロッパグリ、チュウゴクグリは病気に弱いため、日本ではほとんど栽培されていないようです。なので日本で食べられている栗のほとんどがニホングリです。また、ニホングリの中でも、筑波(つくば)、丹沢(たんざわ)、銀寄(ぎんよせ)等々いろんな品種の栗があります。ちなみに栗の木は、植える際に一つの品種だけでなく、二品種以上を植える方が、受粉しやすく、安定して実ができるそうです。
ニホングリの特徴について
ニホングリの特徴は、サイズが大きく、風味が良いことが挙げられます。しかし、渋皮が剝がれにくいといった難点があります。我が家でも、祖母が包丁を使って、一つ一つ丁寧に皮をむいていますが、かなり時間が掛かっています。そんな問題を解決したのが、ぽろたん/ぽろすけの二品種です。名前の由来にもなっていますが、茹でる前に、皮に切り目を入れることで簡単にぽろっと皮がむけるようです。
ぽろたんについて


・植え方 管理
日当たりと水はけ、保水性、通気性のよい場所に植える。酸性土場を好む。有効土層が深いほど根張りが良くなるので深めに耕す。鉢植えの場合水はけ、保水性の良い土を選ぶ。土の表面が乾いたらたっぷりと水をやり、値を乾かさないようにする。果実は成熟するとイガが裂開し、落果するので、自然落果した物を拾うと充実していて良い。
・剪定
花芽(雄花)は4月中旬~下旬にかけて前年、実の付いた枝から出る新しい枝に付く。剪定は冬場に行う。一番伸ばしたい勢いの良い枝を主幹とし、1/3~1/4程切り返す。これを繰り返し、主となる枝を2~3本作る。そこから出る枝は日当たりが良くなるように不必要な枝を元から切る。実の付いた枝は切らない。
※ぽろたんは大変実の付きが良い品種です。剪定や摘果等をして品質向上に努めましょう。
・施肥
肥料は収穫後と冬場に完熟堆肥等を施す。
ぽろすけについて


・栽培
日当たりと水はけ、保水性、通気性の良い場所に植える。酸性土壌を好む。有効土層が深いほど根張りが良くなるので深めに耕す。鉢植えの場合水はけ、保水性の良い土を選ぶ。土の表面が乾いたらたっぷり水をやり、根を乾かさないようにする。果実は成熟するとイガが裂開し、落果するので、自然落果した物を拾うと充実していて良い。
・剪定
花芽(雄花)は4月中旬~下旬にかけて前年、実の付いた枝から出る新しい枝に付く。剪定は冬場に行う。一番伸ばしたい勢いの良い枝を主幹とし、1/3~1/4程切り返す。これを繰り返し、主となる枝を2~3本作る。そこから出る枝は日当たりが良くなるように不必要な枝を元から切る。実の付いた枝は切らない。
・施肥
肥料は収穫後と冬場に完熟堆肥等を施す。
実際に植えてみました
購入したのが、こちらの二本です。先ほども書きましたが、栗は2品種以上を並べて植えるのが良く、ネットで調べてみるとぽろたんの受粉樹には、「美玖里」、「石鎚」、「岸根」、「利平ぐり」が適しているようです。理由としては、収穫時期が重複しないことや、サイズなどの見た目で区別がつく品種だからです。
しかし、収穫時期がずれたり、見分けができるからと言って、近くに違う特徴をもった栗を植えるのは気が乗らないため、同じ特徴を持ったぽろすけを植えることにしました。ぽろすけの商品札にも”ぽろたんの兄弟助っ人”と記載もありましたので。


写真のような感じで3mほど離して植えてみました。
数カ月ほど様子をみて、根付いているようでしたら、来年、25本ずつくらい植えてみようかと考えています。上手く行けばメルカリで出品する考えでいます。
ぽろたん/ぽろすけはもう少し年数が掛かりますが、その他のニホングリについては秋になったらメルカリで販売を行いますのでよろしくお願いいたします。
私のメルカリのページのリンクを貼ります。

しょうパパ

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